SCENAR THERAPY
スクエナーは1970年中盤、脳神経学のアレキサンダー・リベンコ博士が中心となって開発した、鍼やリフレクソロジーのような反射療法の応用です。
鍼やリフレクソロジーのような反射療法は、宇宙でも使える技術と考えられていましたが、施術者による差が著しい治療法であり、かつ、宇宙に一流の施術者を連れていくことは出来ません。
特に難しいのは治療点を見つけること、そしてその治療点の特性を変える事です。
この問題をテクノロジーで補い、脳の誤作動を正常にして、身体のホメオスタシスを正常にすることを目的とした治療器です。
スクエナーシグナルは、パルスシグナルで皮膚の神経細胞を刺激して脳に話しかけ、返ってくる信号に反応して次の信号を送るバイオフィードバック式の会話機に近い治療器です。
神経に相互作用させながら、働きを正常にする事で、とまってしまった機能を正常化したり活性化します。
また、神経細胞が出すエンドルフィン、ニューロペプチドのなどの働きは、痛みの鎮静化に役立ちます。
この方法は実際の医療に幅広く使われており、その応用として薬の使えない宇宙での治療に使う研究が長年行われてきました。
大変数多くの科学的なエビデンスのある治療法です。
スクエナーの仕組み
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スクエナーが送るシグナルは、身体の不具合によって出される異常な興奮や無反応といった反応を正常に戻すことで、自己治癒を促す事を目的としています。
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身体は痛みなどのストレスに対し適応反応をとります。これは本来のホメオステーシス(恒常性)とはまったく違う、緊急事態の反応といえます。
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身体は長期的な痛みに対しては、それを治そうとするよりは、忘れようとします。このことにより治癒反応は不活発になり、スクエナーはこのような状態に変化を与えるような電気的な信号を入れ、元のホメオステーシスに戻します。
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ホメオステーシスは身体の内部の環境を一定にする働きですが、その大きな役割をしているのが皮膚です。皮膚は身体の外部と内部の境界で、外部の異変に対して体内を安定させる重要な働きがあります。スクエナーはその皮膚を通して、自然な神経の刺激によく似た刺激をCファイバー(神経線維の70%はこの繊維)を通して与えます。
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連続的なバイオフィードバック(生体反応)によりシグナルを変化させることで、病的な信号を正常に戻してゆきます。
